おはようございます、こんにちは、こんばんわ☀
ブログ運営者のとんまるです。
本日は『ジョン・ウィック:コンセクエンス』について感想を書いていきます。
※ネタバレは極力排除しておりますが、内容を示唆する表現は含まれます。ご了承の上、お楽しみください!
基本情報

『ジョン・ウィック:コンセクエンス』 R15+指定
原題 John Wick: Chapter 4
公開年 2023年
監督 チャド・スタエルスキ
製作会社 サンダー・ロード・フィルムズ
上映時間 169分
キャスト キアヌ・リーブス、ドニー・イェン、ビル・スカルスガルド、他
NY、ベルリン、パリ、そして大阪─
かつての友を巻き込んで、自由への戦いが始まる・・・
裏社会の掟を破り、粛清の包囲網から生還した伝説の殺し屋、ジョン・ウィック。地下に身を潜め、全てを牛耳る組織:主席連合から自由になるために立ち上がった。 組織内での権力を得た若き高官グラモンは、聖域としてジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破、ジョンの旧友でもあった盲目の達人ケインを強引に引き入れ、ジョン・ウィック狩りに乗り出す。そんな中、日本の友人、シマヅの協力を求めてジョンが大阪のコンチネンタルホテルに現れる・・・。果たしてジョンは、かつて忠誠を誓った世界との決着をつけて、真の自由を手にすることができるのか!?
引用:STORY|映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』オフィシャルサイト
「ジョン・ウィック」シリーズの第4作目にあたり、シリーズ3作目『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)の直接の続編。
今作におけるコンセクエンスの意味は「報い」。
監督は変わらずチャド・スタエルスキが務め、主演ももちろんキアヌ・リーブスが務める。
準主役として中国圏で人気のドニー・イェン、日本のアクション俳優の真田広之、そして過去作より定番のイアン・マクシェーンやローレンス・フィッシュバーンなど、新旧豪華なキャスト陣が脇を固める。
感想
169分という長い上映時間にもかかわらず、あっという間に感じるほどの怒濤の展開。
これぞ「ジョン・ウィック」だな、と思い知らされる要素満載の最高の映画でした。
見どころ①:俯瞰視点の長回しシーン
過去作でも長回しやワンカットのシーンは多数ありましたが、今作では俯瞰視点での戦闘シーンがあります。
しかもそのシーンは1分以上も続く長回しによって作られていました。
正直戦闘の激しさよりも、「いつまでカットされないの?」という完全に視聴者目線のハラハラ感が勝ってしまいそうになるほど緊張感のあるシーンでした。
またこのシーンは様々な理由からカットされそうになっていたそうですが、結果的にカットしなかったことがその後の展開の印象に大きく影響する要素になる大切なシーンになったようです。
見どころ②:ケイン
今作の見どころの一つは、ドニー・イェン演じるケインの活躍です。

ドニー・イェンは中国で最も有名な俳優の一人であり、ブルース・リーやジャッキー・チェンと共にカンフー時代を築いた大物アクション俳優でもあります。
そんな最高のアクション俳優が演じる役ですから、生半可な戦闘スキルではありませんでした。
まずなんと言っても盲目の役ということ。
目が見えないという役を演じるだけでも大変だというのに、戦闘シーンは数え切れないほどありました。
しかし本当に目が見えていないのではないか、と錯覚するほどに自然な身のこなしと演技力はさすがとしか言いようがありません。
そして戦闘シーンは圧巻の見物。
激しい戦闘の中にも、カンフーらしい素早い攻撃や緩急のある動き、そしてスタイリッシュさが散りばめられており、見る人を虜にするかっこよさでした。
ジョンとの関係性や独自の戦闘スタイル、なにより内面の優しさなどとても魅力的なキャラクターであり、準主役と言われるのも納得です。
見どころ③:大阪コンチネンタルホテル
今作では大阪のコンチネンタルホテルが舞台のシーンがあります。
まず、大阪にもコンチネンタルホテルあったのか!という感動?がありますね(笑)
ただなんでしょう。海外からする日本のイメージはいつまで経っても変わらないのかな。
侍、忍者、桜、ネオンなどなど・・・
いや日本にこんなところ無いけどね?!
と少々ツッコミを入れながら見てしまいました。
そこは「ジョン・ウィック」ワールドの愛嬌ということにしておきましょう。
そして大阪コンチネンタルホテルで登場する真田広之さん演じるシマヅ。
『ラスト・サムライ』などで知られる日本の大物アクション俳優である真田さんが演じているだけあって、日本らしさとジョン・ウィックらしさを兼ね備えた大迫力の戦闘シーンは見物でした。
また、ジョンの、というかキアヌ・リーブスの貴重な日本語も聞けたのは日本人にとってうれしい限りですね!
個人的好きなシーン
個人的に「ジョン・ウィック」シリーズ、というかジョン・ウィックの好きな台詞は「yeah」なんですよね。
多くを語らないジョンのクールさと、そんな中でもにじみ出る闘志だったり覚悟みたいなものが「yeah」という短い台詞に込められている気がして、聞けたときはちょっとテンションが上がります。
もちろん今作でもしっかり言ってくれました!
まとめ
「ジョン・ウィック」シリーズの第4作目であり、最終章と言われている作品でした。
確かにすごく内容がまとまっていたし、これで終わっても納得できるかも?と思わされる内容でした。
でもこれだけ面白いシリーズなのでぜひ続いてほしいと思うのは私だけでしょうか。
そしてなんと「ジョン・ウィック5」の正式始動のニュースが出ています!
ただし情報ではキアヌ・リーブスは続投しないかも?と。
それではどのような展開に進んで行くのでしょうか。
スピンオフ映画である『バレリーナ』が公開されました。(2025年8月)
こちらは3作目『ジョン・ウィック:パラベラム』と4作目『ジョン・ウィック:コンセクエンス』の間の話であり、主人公はジョン・ウィックではなくイヴという女性主人公です。
また情報では今作で大活躍したケインの後日譚の映画が製作されるという話もあります。
4作目の続編のドラマや、アニメ版の製作も決まっているようです。
よくあるのは、1作目より時系列が前の話を再度シリーズ化するもの。
『スターウォーズ』の新3部作(エピソード4~6)や『ハリーポッター』の『ファンタスティックビースト』シリーズなどもこのスタイルです。
ただしそうなると、やはりキアヌ・リーブスの続投は無い方向性にならざるを得ないと思います。
そこで考えられるのはイヴやケインといった、主人公を変えて作品を続けること。
特に『バレリーナ』が3作目と4作目の話なので、そこに何かしらの意味が込められているのか気になるところです。
ジョンと密接な繋がりのある登場人物は十分にそろっており、また主席連合についての存在や謎は全くと言って良いほど全容が明らかになっていないので、そこを明らかにしていくストーリーなどは作れそうです。
ただし、やはり「ジョン・ウィック」シリーズなので、ジョンが出てこなくなってしまうのは寂しいところ。
少しでも良いから出てきてほしいというファン心をスタエルスキ監督が組んでくれることを祈りましょう。
考え始めるときりが無いですが、今後の展開を大いに期待しても良いことは間違いないです。
これからも「ジョン・ウィック」ワールドをみんなで楽しんで行きましょう!
本日はここまで!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Have a nice day!