おはようございます、こんにちは、こんばんわ☀
ブログ運営者のとんまるです。
今回は、最近ハマっているマンガの紹介をしていきます!
『ホストと社畜』が面白い!

『ホストと社畜』
作者 :河尻みつる
出版社 :双葉社
レーベル:アクションコミックス
連載 :漫画アクション(WEBアクション)
ジャンル:青年マンガ、人間ドラマ、グルメ
巻数 :既刊3巻~(2025年10月現在)
【午前5時の牛丼屋。隣の席で朝ごはん。】
午前5時、新宿歌舞伎町の牛丼屋で出会った「社畜」の直人と「ホスト」の蓮。並んで朝ごはんを食べるだけの、ちょっと不思議な関係がはじまる――。これから一日が始まる社畜と、ようやく一日が終わるホスト。真逆な時間軸を生きる二人が唯一交わる15分を描いた、モーニングルーティンストーリー。
引用:ホストと社畜 1 – 河尻みつる (コミック) | 双葉社 公式
本作は、紙媒体では漫画アクションにて連載されています。
ネットではWEBアクション、pixiv、ピッコマなど様々な媒体で読むことができます。
また、本作は少しずつ様々な賞を獲得しています。
● pixivコミックランキング2024 [日常・ヒューマンドラマ部門] 第2位
● 全国書店員が選んだおすすめコミック2025 第10位
● Renta!マンガ大賞 [少年/青年部門] 新感覚日常マンガ賞受賞
そして、双葉社の公式YouTubeでは、花江夏樹さんと八代拓さんがボイスを入れたPVやボイスコミックが配信されています。
見どころ!
癒やされるテンポ感
この作品の主な舞台は、早朝の牛丼屋。
今から仕事が始まる寝起きで少し憂鬱な社畜の直人と、仕事終わりで今から眠りに向かうホストの蓮という真逆の時間軸、真逆の世界で暮らす2人が15分間だけ交わる瞬間を切り取ったストーリーです。
物語は名前も知らない状態から始まります。
そして少しのきっかけを気に会話をするようになります。
ただしそれは劇的な出会いではありませんでした。
ただの他人から知人になり、でも名前も知らない相手に時に気を遣いながら、それでいてその時間を大切に思う2人の様子に思わずほっこりしてしまいます。
ホストである蓮はコミュニケーション能力が高く、直人に少しずつ歩み寄っていきます。
しかし直人は不器用であり、明らかに見た目からホストである蓮に対しはじめは少し緊張してしまいますが、その人柄に触れ、ちゃんと向き合おうとしていきます。
そんな普通に暮らしていたら交わることなど無さそうな2人が、朝の少しの時間をきっかけに徐々に心を通わせていく光景にとても癒やされます。
また、2人が会話するシーンは、早朝という時間帯ということもあって、少しローテンションというか、落ち着いたトーンで進むので、とても心地良いテンポで描かれています。
続きが気になる!早く読みたい!というような話ではありませんが、今後2人がどんな関係になって、どんな会話をしていくのだろう、というちょっと友人の動向を第3者として観察しているような気分になります。
結局続きが気になってしまっていますね(笑)
共感と憧れ
主人公の2人は、「ホスト」と「社畜」です。
きっと「ホスト」をしている人は、社会全体で見ると少ないでしょう。
そして「社畜」は・・・もしかしたらたくさんいるかもしれないですね(苦笑)
今この記事を読んでくださっている方がどのような立場かは分かりませんが、もし「社畜」だったとしても、ただ早朝の牛丼屋に朝ご飯を食べに行ったとして、おそらく「ホスト」と交わることはなかなか無いでしょう。
逆も同じで、「ホスト」が夕飯?として牛丼屋に行っても、「社畜」と出会い仲良くなることは、そうそう無いでしょう。
つまりこの作品は、すごく日常を切り取っているようで、実は非日常を描いています。
そんな不思議な関係に、共感と憧れが同居した不思議な感覚になります。
ほのぼのした風景を見ながら、「わかる~」と感じたり、「うらやましいな~」と感じたりと、様々な感情を提供してくれます。
グルメ要素
物語の舞台が早朝の牛丼屋ということで、牛丼ではなく、基本的には朝定食を食べながら2人の会話が進んで行きます。
その朝定食を食べている描写がとても食欲をそそられます。
序盤にある半熟の目玉焼きを食べるシーン、黄身のとろっとした表現と、直人のにじみ出るうれしい表情は今すぐにでも朝定食の目玉焼きが食べたくなるほどです。
カフェのモーニングとか、朝マックとかって、何かタイミングがないとなかなか食べないし、だからこそ特別感があってより美味しいと思うのです。
その特別な空間をあえて日常として切り取っている視点が新鮮で面白いです。
私は牛丼屋の朝定食を食べたことがないので、今度絶対食べよう!と思いました(笑)
おまけ:第3の登場人物
漫画を読んでいると、2人のことを観察している第3者の気持ちになると書きましたが、実は途中から、漫画内でその立場の人が現れます。
牛丼屋のアルバイトである本多晴世さんです。
晴世は生粋の腐女子であり、蓮と直人の関係を勝手に妄想し楽しんでいる人物です。(1巻にて紹介)
と言っても、がっつり登場するわけではありません。
時々2人に絡む時もありますが、基本は朝定を運んでくる姿が挟まるくらいです。
でも、腐女子という情報があると、なんだかそのシーンすら意味深に感じて面白く感じます。
私だけでしょうか(笑)
個人的には好きですけどね。
あ、『ホストと社畜』は名前や内容からBLのように見えてしまう人もいるかもしれませんが、BLではありません!
BLかと思って期待した人、残念。
BLだと思って敬遠した人、一回読んでみましょう。
まとめ
『ホストと社畜』は次々に賞を取っています。
描く視点の面白さ、作画による表現の上手さ、男女問わず受け入れられる物語、どれをとってもその評価に値する面白さだと思います。
いや、もっと注目されても良いと思います。
私は基本的にバトル漫画やスポーツ漫画など、わくわくドキドキする熱い漫画が好きで読んでいます。
なので今回『ホストと社畜』にハマったのが不思議だなと感じています。
でも逆に、それくらいどんな層にも楽しめる可能性があるということです。
双葉社の公式YouTubeではボイスコミックがたくさん配信されています。
出版社が力を入れているのも見えますね。
きっとアニメ化もされると思いますし、ドラマ化もしやすい内容でしょう。
楽しみですね。
今後もっと注目されていく漫画だと思うので、今のうちにチェックをしてみてください。
まだ3巻なので気軽に買えるボリュームだと思います。
3巻発売記念でコミックについていたおまけ。

それではここまで!
Have a nice day!

地方に住んでいると朝食を外で食べる文化ってそんなに強くないから憧れますよね。ちなみにブログはカフェでモーニング食べながら書いてます。


