おはようございます、こんにちは、こんばんわ☀
映画や漫画などのエンタメ大好きとんまるです。
みなさまは『ルリドラゴン』という漫画をご存じでしょうか。
今回は、今私がハマっているジャンプ系コミック『ルリドラゴン』について紹介していきます!
『ルリドラゴン』ってどんな漫画?

『ルリドラゴン』
作者 :眞藤雅興 (しんどうまさおき)
出版社 :集英社
レーベル:ジャンプコミックス
連載 :少年ジャンプ+、週刊少年ジャンプ(デジタル版のみ)
ジャンル:少年漫画、ファンタジー、日常系
巻数 :既刊4巻~(2025年11月時点)
高校生の青木ルリは、ある朝目覚めると突然頭にツノが生えていた!
実は父親が龍だから遺伝かも?と母に言われたルリは戸惑いながらも、とりあえず学校へ…。見慣れないツノに興味津々なクラスメイト達に加えさらにもう一つのドラゴン体質が明らかに!?
いつもの毎日にちょっとした異変──。ドラゴンガール・ルリの日常がゆるっと始まる。
引用:『ルリドラゴン』コミックス一覧|少年ジャンプ公式サイト
眞藤雅興さん初の連載作品。
『週刊少年ジャンプ』にて2022年28号(2022年6月13日発売)から連載を開始。
しかし2022年35号(2022年8月1日)より眞藤さんの体調不良により無期限の休載に。
その後休載期間を経て、2024年14号~18号まで『週刊少年ジャンプ』の本誌にて連載を再開。
同年4月22日より『週刊少年ジャンプ』のデジタル版および『少年ジャンプ+』にて隔週掲載中。
【各種獲得した賞】
●「全国書店員が選んだおすすめコミック2023」 1位
●『このマンガがすごい!2024』オトコ編 9位
●「次にくるマンガ大賞 2024」Webマンガ部門 2位
知っておきたいおすすめポイント💡
JK×ドラゴン
物語は主人公である女子高生の瑠璃(ルリ)が朝起きたら角が生えていた、というところから始まります。
そして少しずつ現れてくるドラゴンの体質に翻弄されながらも、それによって変化した環境や人間関係と向き合い、人間としても少しずつ成長し変わっていくルリの姿が描かれています。
そんなルリはそれまではいたって普通の人間として生きてきたため、学校に通わなければいけないし、そこには友達もいます。
そして物語の舞台はいたって普通の日本であり、ドラゴンが当たり前な世界ではありません。
だからこそ、女子高生の日常にファンタジーが不意に入り込んだ不思議な世界観が際立ちます。
これが男子高校生だった場合はきっと同じような世界観にはならないでしょう。
なぜなら男子だったらドラゴンのまま日常なんて過ごさないと思います。
だってドラゴンなんて男子の厨二病心がくすぐられますからね!(笑)
それに、ドラゴンの体質を持った男子高校生だったという設定だったら、バトルものの内容にしたくなりませんか?
それが女子高生だったら日常に変わるのが面白い。
戸惑いながらも普通にバス乗るし、学校に行くし、スタバ行くし。
少しずつ現れる体質よりも、人間関係に敏感になるし。
変にはしゃいだり、自慢したり、逆に隠れたり、そんなことは無いんです。
日常系でほのぼのと読める要素と、ファンタジー系でわくわくできる要素が共存しているのがこの漫画の特徴ですし、おすすめポイントです!
日常×ファンタジーの世界観が新鮮でGOOD!
ルリの低いテンションが逆に良い
ドラゴンの娘だった当人のルリですが、確かに驚きその状況に翻弄されはしますが、基本的にはちょっと悟ったような性格で、騒いだり暴れたりということがありません。
また他の登場人物、お母さんや友達もみんな必要以上に騒ぎ立てるような描写がありません。
日常にちょっとファンタジーが迷い込んでしまっただけで、あくまでも日常系のテンションで進んでいく感じが心地良いと感じられます。
普通角が生えた女子高生がいたら世の中大騒ぎのような気もしますが、そこはあくまでもルリとその周りに焦点を当てた内容だからこその設定なのかと思います。
日常系のテンションで読めるので朝や日中に読むと心地良い!
人間関係がリアル
この物語の主な視点はルリとその人間関係です。
言ってしまえばドラゴンの要素はおまけみたいなもの(笑)
急にドラゴンの体質が現れたことによって変化してしまった環境や交友関係がメインに描かれていますし、それがとてもリアルに表現されています。
高校生の、子供と大人の中間のである雰囲気が上手に描かれているところが個人的には好きです。
物珍しくてファンタジーな要素に好奇心の目を向けてくる男子高校生に「わかる~!」となりました(笑)
変わらず友人関係を続けてくれる友達、興味本位で近づいてくるクラスメイト、恐怖心から戸惑い離れていくクラスメイトなど、様々な感情で様々な関係の人がいることを細かく描写してあります。
そしてそんなクラスメイトたちとの会話や距離感に、戸惑いながらも頑張って関わっていくルリの姿に共感できるシーンがたくさんあります。
特にいろいろと被害妄想をして学校に行きたくないと葛藤しているシーンは、誰しもが1度は通る感情じゃないかなと思いました。
でもそこは半分大人な高校生な部分で乗り切る、そして少しずつ大人になっていく雰囲気も見て取れるのがこの漫画の見どころのひとつです。
人間関係って難しいよねって共感!
作画
基本的には日常系なので、コマ割は比較的多く描写が細かく描かれているイメージですが、本当に重要なシーン、例えばドラゴンの体質が発現するシーンは1ページ全部、もしくは見開きで大きく描かれており、メリハリがあってとても読みやすいです。
また、表紙や上記のようなインパクトのあるシーンはしっかりと描き込みがしてあり、絵が上手な人であることが分かりますが、通常のシーンでは少し力を抜いた絵柄になっています。
そこがこの漫画のひとつの特徴だと感じています。
特にお母さんの顔がなぜかずっとモブ顔です(笑)
多分、ドラゴンとの間に子供を作るような女性だけど、いたって普通の人間の女性だということを表現したいのかなと思います。
受け入れやすい絵なので内容に集中できる!
まとめ
今回は今話題の『ルリドラゴン』についておすすめポイントをまとめてみました。
ドラゴンのJKなんて初のジャンルじゃないでしょうか。
そのため、ちょっといつもと違うジャンルを読んでみたい人には特におすすめのです。
ジャンプ系ですが、友情・努力・勝利、という王道パターンではありません。
強いて言うなら、友情・日常・ドラゴン、かな・・・?(笑)
連載開始してから3年経過していますが、作者の休養があったためにまだ4巻までしか発売していません。
そのためまだまだ読みやすいボリュームです。
ただ1巻発売当時はその面白さから話題となり何種類もの賞を獲得しましたが、休養により期間が空いたことで少し落ち着きを見せています。
しかし連載を再開し安定して4巻まで出ている今、これから再注目されること間違いなしです!
ぜひ読んでみてほしいです。
それではここまで!
Have a nice day!

実際こんな角あったらいろんなところ刺さりまくりだよね。寝返りってできるのかな。


