おはようございます、こんにちは、こんばんわ☀
ブログ運営者のとんまるです。
本日は気になる書籍を購入しましたので感想を書いていきたいと思います。
書籍紹介📚
書籍情報

『漫画 お金の大冒険 ~黄金のライオンと5つの力~』
著者 :両@リベ大学長
出版社:ダイヤモンド社
発売日:2025年8月6日(水)
金額 :1,780円 +税
ページ:556ページ
異世界に飛ばされた平凡な少年のソータが、水の国の少女メグと、お金の妖精リョーちゃんと共に、数々の試練を乗り越えながら、お金にまつわる5つの力「稼ぐ力、貯める力、増やす力、守る力、使う力」を身に付けていくストーリー。
Youtubeチャンネルや著書『本当の自由を手に入れるお金の大学』(朝日新聞出版)などで知られ、今金融業界やビジネス業界で最も注目されていると言っても過言ではない、リベラルアーツ大学(通称:リベ大)を運営する両学長の最新刊!
両学長が「学校では教えてくれないお金の話を、子どもに直接届けたい」という思いから、約4年間の構想・制作を経て執筆された冒険ストーリー超大作です。
内容は子どもに向けてわかりやすく書いてありますが、登場人物たちの成長物語を通じて、子どもも大人も金融リテラシーを身に付けることができる1冊です。
すべての漢字にルビが振ってあるため、ひらがなさえ読めれば小学生以下の子どもでも読むことができる仕様になっています。
また、556ページという大ボリュームでありながら全編フルカラーになっており、最後まで視覚的にも内容的にも飽きずに読み切ることができます。
初版は6万部でスタート。
しかし発売前重版が決まり、発売初日にも重版が決定。
3刷りで累計9.6万部の発行に(2025年8月7日時点)。
両@リベ大学長について
リベラルアーツ大学を運営している学長。会社経営者。投資家。
ムキムキなライオン。
リベラルアーツ大学とは、無料で最高の金融教育を提供することをミッションとしたお金の悩みを解決する「お金の学校」のこと。
事業と投資で成功し、20代で経済的自由を達成。
そこで得たお金に関する知識を家族や友達向けに発信するためYoutubeを開設。
しかしその情報が世間の目にとまり、チャンネル登録者数は300万人を突破(2025年8月時点)。
2020年6月には初の著書『本当の自由を手に入れる お金の大学』を発売。
2024年11月には改訂版を発売し、累計発行数194万部を突破(2025年8月時点)。
お金の勉強・実践コミュニティであるリベシティも運営。
様々な方法で「お金に困らず、自由に生きられる人を増やす」という夢を叶えるために奮闘している。
感想
実際に読んでみて、子どもでもわかるように内容を嚙み砕いた上で、しかし大事なところはしっかり専門的なところにまで触れていて、とても良い本だな!と思いました。
ただやっぱり読んでみて、児童書なの?ビジネス書なの?とわからなくなってしまう人もいるだろうなという感想も同時に抱きました。
そのため、子供向けおすすめポイントと大人向けおすすめポイントをまとめてみました。

子供向けおすすめポイント
基本的には小学生向け児童書の要素が強く、朝日新聞出版の「サバイバルシリーズ」や、今流行りのマガジンハウスから出ている「つかめ!理科ダマン」シリーズのような、漫画ストーリー仕立てで読み進めると自然と学びになっているタイプの書籍です。
ストーリーはとても分かりやすい流れで、ソータとメグが何度も失敗を繰り返しながら、そのたびにリョーちゃんや周りの人たちに助けられ、最後には自分たちで問題を解決して成長していくというもの。
異世界に飛ばされてから話が始まるところや、魔法が存在する世界ということなど、今どきな世界観で繰り広げられるストーリーは子どもにとってはとても受け入れやすいのではないかと思います。
もちろんこの書籍の目的は「学校では教えてくれないお金の話」を子どもたちに伝えることなので、お金の知識は十分に学べます。
お金の稼ぎ方の種類や、家計管理の仕方、買い物の仕方などの身近なところから、スモールビジネス(副業)、投資、詐欺、保険などのなかなか学校などでは習わないけど知っておかないといけない大切なことまで、幅広く書いてあります。
また、各話の最後には「おさらい」として物語の内容を簡潔にまとめたページや、「やってみようコーナー」として実践的な内容を記載し、自分で考える力を伸ばすためのページも収録されています。
インプット→まとめ→アウトプットのようにしっかりと学んだことが身につくような仕組みにしてくれています。
ただしそれだけではなく、物語を通じて、生きていく上での考え方や、他人との関わり方など、人として大切なことも学べる内容になっています。
そこは両学長のこだわりが感じられるところですね。
作画もとても可愛く、子どもに受け入れやすい絵柄かなと思います。
リョーちゃんの関西弁なところやツッコミは両学長そのままだなと思いましたが。(笑)

大人向けおすすめポイント(書籍『お金の大学』を読んでいる人向け)
当たり前ですが前提として子ども向けに書かれているので、絵柄や導入部分だけを読んで、「子ども向けだな」と購入を辞めてしまう人もいるかもしれません。
でもその部分だけを見て判断するのはもったいない!と私は思います。
実際『お金の大学』の書籍を読んでいる人からすると、その中でも初歩の初歩の内容であり、具体的な内容、例えば株はこの銘柄(オルカンなど)が良いとか、副業ならこれがおすすめ(ブログなど)などということは書いてないので、物足りなく感じてしまうかもしれません。
物語自体が異世界でのお話なので仕方ないですが(笑)
書籍『お金の大学』はもちろんとても分かりやすく書いてあり、すべてが役に立つことばかりですが、5つの力「稼ぐ力、貯める力、増やす力、守る力、使う力」はどうしても段階を踏んで経験していくことなので、どれかの力は少し自分事から離して考えてしまう人もいるかもしれません。
しかし『漫画 お金の大冒険』は分かりやすい物語がありスッと内容が頭に入ってくるので、もし解釈しきれていない力があったとしても、理解への一歩を踏み出せる要素はあるのかなと感じました。
『お金の大冒険』を読んでから再度『お金の大学』を読むと見方が変わる人はけっこういるのではないかと思います。

大人向けおすすめポイント(書籍『お金の大学』を読んでいない人向け)
また、書籍『お金の大学』を読んでいない人にはとてもおすすめです。
まず漫画という読みやすいコンテンツということ。
よくビジネス書などでも、人気なものは「マンガでわかる~」のような読みやすくマンガ化された商品がよく発売されますが、それに近しい部分があります。
完全に書籍『お金の大学』を漫画化したものです!というものではないので、これだけ読んでおけばすべて理解できます、というものではありませんが、『お金の大学』に対して少しハードルが高いと感じていた人にとっては良い導入になるのではないかと思います。
「ちょっと子供向けかもしれないな~」という購入ハードルさえ乗り越えていただければ、きっと買ってよかったと思える学びが手に入ると思います。
それに仮に『漫画 お金の大冒険』を読んで、『お金の大学』を読むまでに至らなかったとしても、漫画だけでも基礎の基礎はしっかりと網羅されているため、無駄になることは決してないと断言できます。
まとめ
私は以前より両学長のYoutubeを熱心に見ている一人なので、少々この書籍に関しては信者的思考が入っていることはご理解ください。(笑)
ただ一応現役書店員でもあるので、書店員目線としてもとってもおすすめしたい書籍であることは間違いありません。
それに、このページ数と全編フルカラーの仕様で税込みが2,000円を切るのは破格の安さですね。
書店で働いていてもなかなかここまでの商品は見ることがありません。
また、子ども向けのお金にまつわる書籍で、それでいて漫画という読みやすいコンテンツであるにも関わらず、“投資”“副業”“詐欺”など大人でも敬遠しがちな内容に踏み込んでいる商品はそう多くあるものではありません、というか私は他に知りません。
自分も読んで子どもにも読ませる、家族そろって金融リテラシーを高められる素晴らしい書籍ではないかなと思います。
両学長は、『お金の大学』は書籍で買ってほしいけど、『漫画 お金の大冒険』はデジタル版でも読みやすいと言っていたので、読みやすい方を選んでください。
ぜひ読んでみていただけたら嬉しいです。
本日はここまで!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Have a nice day!
本日は両学長の口癖で締めたいと思います。
「今日が人生で一番若いです!今日も頑張っていきましょう!」