おはようございます、こんにちは、こんばんわ☀
ブログ運営者のとんまるです。
本日は、新作映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』を見てきたので感想を書いていきます。
※この先ネタバレは極力排除しておりますが、内容を示唆する表現は含まれます。ご了承の上、お楽しみください!
映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』について🎬

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』
監督 ギャレス・エドワース
制作会社 ユニバーサル・ピクチャーズ
出演者 スカーレット・ヨハンソン、マハーシャラ・アリ、ジョナサン・ベイリー 他
公開日 8月8日(金)
上映時間 134分
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』から5年。かつて世界中に放たれた恐竜たちは、気候や環境に耐えられず数を減らし、今は赤道直下の限られた地域にだけ生息していた。秘密工作の専門家ゾーラ・ベネット(スカーレット・ヨハンソン)は、製薬会社の代表マーティン・クレブス(ルパート・フレンド)から、ある危険な任務を引き受ける。それは、人類を救う新薬を開発するため、陸・海・空の3大恐竜のDNAを採取するというものだった。チームとして集められたのは、ゾーラが最も信頼する傭兵ダンカン・キンケイド(マハーシャラ・アリ)と古生物学者ヘンリー・ルーミス博士(ジョナサン・ベイリー)。チーム一行は、かつてジュラシック・パークの極秘研究が行われていた“禁断の島”へとたどり着く。そこは陸・海・空のどこから恐竜が襲ってくるかわからない、地球上で最も危険な場所だった。そして彼らは、世界から長年のあいだ隠されてきた、衝撃的な秘密とも直面することになる──
引用:https://jurassicworld.jp/
今作は、「ジュラシック・パーク」シリーズとしては7作目、「ジュラシック・ワールド」シリーズとしては4作目となる作品です。
そして何より公開前から注目だったのは、MCUシリーズでブラック・ウィドウを演じたことで知られるスカーレット・ヨハンソンがシリーズ初の女性主人公を演じたこと。
アクションに定評のあるスカヨハが、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』から5年後の世界をどのように冒険するのか、見る前から期待を高く楽しみにしていました。
感想
今作も「ジュラシック・パーク」シリーズらしい最高にワクワクドキドキされられる映画でした!
面白かったな~!!
過去作と似た点
前作では、恐竜は世界に溶け込み現代の生物たちとこれからは共存していく、みたいな終わり方をしており、そもそも「ジュラシック・ワールド」シリーズが作品を追うごとにスケールが大きくなっていき、そこをコンセプトにしていた印象でした。
しかし今作の設定は、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』から5年後の世界で、現代の地球環境は恐竜たちには住みづらく、辛うじて恐竜たちが生きた時代に環境が近い赤道付近の熱帯地域にのみ恐竜が生活しているという、スケールをあえて狭くしたものになっていました。
このスケール感は、第1作の『ジュラシック・パーク』にとても似ており、実際公開前より原点回帰するような作品と言われていました。
あえて狭く戻したスケール感は面白さにどう影響するのか少し心配していた部分もありましたが、関係なかったですね。
むしろ「ジュラシック・パーク」シリーズらしさを本当に取り戻したような作品でした。
あえて恐竜が野生に生息するという設定にしたことで、ロマンに溢れた恐竜の壮大さと魅力的な姿を見事に描いていました。
恐竜が野生に生息しているという形は、意外と初めてかもしれないですね?
そして一つの“禁断の島”を舞台にしたことによって、いつどこから恐竜が襲ってくるかわからないハラハラ感は、第1作や第2作を思わせる緊張感のある展開でした。
過去作と異なる点
過去作と異なる点ももちろんあります。
ミッション
まず陸・海・空の3大恐竜のDNAを採取するというミッションがあること。
新薬を作るために陸・海・空それぞれの大型恐竜のDNAを採取する必要があり、そのミッションのためにゾーラが雇われました。
そしてゾーラは仲間であるキンケイドたちを招集し、古生物学者のヘンリーに助言をもらいながら3大恐竜たちに挑みます。
まずミッション形式なのはシリーズ初ですね。
「ジュラシック・パーク」というと基本的にはパニック映画の要素が強く、トラブルに見舞われて恐竜から逃げたり、島やパークから逃げ出すなど、ピンチから逃れることを目的としていました。
(ワールドシリーズはちょっと違う部分もありましたが…⁾
今作はミッション形式という、言うなれば自分から危険に飛び込んでいくという新しい切り口は面白い要素でした。
しかもその危険は3大恐竜という、物理的にも危険度的にも大きい恐竜たちということで、映像としての迫力は想像を超えていました。
特にモササウルスとのバトルシーンは本当にハラハラしました。
過去のワールドシリーズでは毎回出てきたモササウルスでしたが、印象的なシーンでの登場は多かったものの、少々モブ感が強かったので、今回は大活躍!
今回の見どころの1番と言っても過言ではないですね。

ティタノサウルスは、その恐竜らしさ(モササウルスやケツァルコアトルスは厳密には恐竜ではないので)で、「ジュラシック・パーク」シリーズとしての“お決まり”を表現してくれる役目でしたね。
個人的には地味に一番好きなシーンかもしれない。
そしてケツァルコアトルスは、モササウルスとは違う怖さ。
翼竜ってなかなか逃げ切れないんですよね。(笑)
3大恐竜に挑んて行くミッションは今回の目玉なだけあってどれも手に汗握る場面ばかりでした。
遺伝子組み換え
あまり書くとネタバレになるので書きすぎないようにしますが、今回の過去作と異なる点の1つには、遺伝子組み換えによって生まれた種がいるということ。
ワールドシリーズではお決まりになってたのでそこまで意外ではなかったですが、その見た目と怖さは今までで一番でした。
うーん、でもあれは遺伝子組み換えというレベルなのか、という恐竜なのか…?という疑問は残りました。
こればっかりは自分の目で見て感じてもらえたらと思います。
キャラクター
ゾーラ・ベネット/スカーレット・ヨハンソン
秘密工作員。今作の主人公。
正義感が強く、仲間想いな面が印象的。
身のこなしはさすがスカヨハだ~というシーンが散りばめられていました。
でも個人的にはちょっと主人公感が弱かったような…。
シリーズ初の女性主人公ということでもっとたくさん活躍してくれることを期待していた分、物足りない気持ちもありました。
期待しすぎも良くないですね(笑)

ダンカン・キンケイド/マハーシャラ・アリ
ゾーラが兄弟のように信頼を寄せるチームリーダーの船長。
ゾーラと一緒で正義感が強く、仲間想い。子供に対し特に思い入れがある様子。
かっこいい頼れるリーダーという印象でした。
マハーシャラ・アリってこんな筋肉あったっけ?と思うほど鍛えられていてかっこよかった。

ヘンリー・ルーミス博士/ジョナサン・ベイリー
古生物学者。
恐竜に対しリスペクトを持っており、しっかりとした芯をもった人物。
今作の男性キャストの中では一番メインに置かれているキャラクター。(多分)
ウィキッドの時はイケメンキャラで登場していましたが、今作では恐竜オタク?の役。
でも個人的には今作のジョナサン・ベイリーの方が渋かっこいいなって思いました。

恐竜たち(3大恐竜以外)
ティラノサウルス・レックスは今作にも登場。
やっぱり「ジュラシック・パーク」と言えばですよね。
迫力は言わずもがなですが、もはや少しかわいい(笑)
怖い恐竜としてはスピノサウルスが登場。
そんなに登場時間は長くなかったですが、怖さを感じるには十分すぎるシーンでした。
まとめ
「ジュラシック・ワールド」という名前はついているものの、規模感は「ジュラシック・パーク」に近く、それでいて登場人物は全くことなるため、続編として考えるより番外編と捉えるほうが近いのかなと感じました。
ただし〈新章〉始動という文言は気になりますね。
続編があるのかどうかはまだ不明ですが、続編があるのであれば、再び“ワールド”になっていく展開や、過去の登場人物が出てくる展開は期待しても良いのかもしれません。
希望としてはやっぱり前作主人公のオーウェンとラプトルのブルー(とその子供ラプトル)の活躍がやっぱり見たいですね。
ただけっこう3大恐竜だったり、遺伝子組み換え要素だったり、要素を出し尽くしてきている感はあるので、今度展開を広げていくには想像の斜め上をいってもらわないと難しいのかもしれないなと思いました。
(新たなる支配者のイナゴみたいな斜め上はちょっと賛否があるので、あくまでも恐竜に目を向けてほしいとは思いますが)
仮に今作は独立した続編としての単体映画だったとしても、個人的には面白かったので大満足!
恐竜ってロマンがあって良いな~という子供みたいな感情を素直に持てる人なら絶対に面白い作品です。
ぜひ大迫力の恐竜たちを映画でご覧ください。
それでは本日はここまで!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Have a nice day!